予防は治療に勝るーー
医療分野での格言ですが、法律の世界でも予防に勝るトラブル解決策はありません。
しかし、多くの人は何かが起きて初めて、法律という存在を意識します。
例えば、交通事故やお金の貸し借り、あるいは、「愛犬が人を噛んでしまって損害賠償」といった事案もあります。
そこで「どうすればいいのか」と悩まれるわけですが、トラブルが起きてしまった時点で、すでに選択肢は決められています。
「もっと早い段階で手を打つことができていれば……」
私たち弁護士の立場からは、そう思います。
一方で、私たちの努力不足ゆえに、多くの人にとって弁護士は少し遠い存在になってしまっていることも事実です。
本来、法律とは生活の中に存在するものです。もっと身近に、かかりつけ医が患者さんの相談に乗るように、私たちの知識を提供することで、苦しむ人を減らしたい。そうした想いからこのサイト「備えるジャーナル」は生まれました。
自分自身がトラブルに巻き込まれないために、知らない間に加害者になってしまわないために、そして、大切な人に悲しい想いをさせないように、「ソナエル」習慣を始めてください。